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釣り坊主 おもしろ釣りコーナー | |||
◆ 其の三 大ヤマメの夜釣り (2001年9月4日)◆
「釣り坊主がゆく」の中でも紹介しましたが、とっても反響の多かった渓流魚の夜釣りをこのホームページをご覧の皆様だけに詳しくご説明しちゃいます。 まず、タックル。 竿。普通の渓流竿で十分です。丈夫なものを使いましょう。 糸。なんせ夜なので太くてもOK。僕は2号の通しを使ってます。 針。これも掛りがいいように大きめで大丈夫。僕はなんと黒鯛用の針を使ってます。理由は簡単、強いから。とにかくターゲットは尺上。頑固なタックルに越したことはないのです。 目印 夜ですから、ケミホタルを使います。ただし、小さめでいいです。海釣り用のケミホタルで一番小さいのが売ってますからそれを使って下さい(図1参照)。
さて、生サナギですがどうやって入手するかが問題です。最近では養蚕をしている農家が少なくなってきて、僕も苦労しています。頑張って探して下さい。 次に、何とかそうした方に渡りを付けたら、繭の中に2匹入っている規格外のものがあるのでそれを譲ってもらいましょう。農家の方々もそうしたものは処理する分野のものですから、快く譲ってくれるはずです。この際、丁寧な物腰と菓子折りはお約束です。横柄な態度はいただけません。 そうしていただいた繭は必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。常温では夏頃に蛾になってサ・ヨ・ナ・ラです。僕の友人でそうした悲劇を味わった人は決して少なくありませんから。
あとは、いつもの釣りの要領でいいです。と、いっても幾つかポイントがあるので述べてみます。 まず、夜釣りなので魚の認識力は昼間ほどではありません。とにかくゆっくりと根気よく流すことです。何度も何度も流すうちに魚が気付き食いついてくるのです。昼の釣りのように入れてすぐに来るなんてことは滅多にありません。ただし、魚たちの警戒心は薄れてますので、ゲットする確率は昼間より多いのです。俗にいう超大物たちはこの時間帯に餌を食ってます。大物がいるけどスレていて釣れない・・・なんて状況下でこそ、この釣りは威力を発揮します。 次に流す場所ですが、大淵の場合、ドップリと淵の底よりも、わりと淵尻や瀬で出ることが多いです。これは、魚の活性が高く広範囲にわたり就餌しているからでしょう。大物ほどこの傾向が顕著です。逆に小さい魚ほど夜は淵の底でじっとしてることが多いようです。 以上、述べたように夜こそ大物ゲットのチャンスです。釣友を出し抜いて一発大物を!と、いう方。是非トライしてみて下さい。ただし、夜なので足下注意です。特に夏は毒虫やマムちゃんに注意です。頑張って下さい。 |
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